最近の話なのですが、「北浜寿司」と呼ぶ人が増えてきました。それはどういうことかというと、そもそも江戸前握り寿司は「こはだ」がメインでした。しかし、現代の握り寿司の主役は「鮪」そして貝類といっても過言ではないでしょう。それに対し「根室寿司」は他とは少し違います。前浜で獲れたものだけで、のれんを出して客を迎えることができます。ほたて、ほっき、ツブはオホーツク産。ウニは歯舞→北朝鮮→ボストンと世界中から集荷されます。いくらは道東産。蟹はタラバ蟹、花咲ガニ、イバラガニ、アブラガニ。その内子と外子。鮭は落石産の「マスノスケ」(キングサーモン)。生息魚はカレイ、オヒョウ、キンキ、メンメ、等々きりがありません。北海のものは、一般的に南のものより上質の脂が乗っていると言われています。それはプランクトンやオキアミの違いなのでしょう。
その中でも根室の水産業にとって鮭は特別な存在であり、それは単に生産量が多いからだけでなく、品質的にも紅鮭北洋ブランドを頂点に道東産の時鮭から秋鮭まで、はたまた国外の養殖トラウトなど鮭の文化を発信して来た経緯があります。一般的に鮭といっても、その種類だけでも紅鮭、白鮭(時知らず、秋鮭)鱒、マスノスケなど多数あり、北太平洋回遊魚のものを主流にグレードは主に4段階、紅鮭などになると約8種類以上分けられており、長年培ってきた職人の技により、ひとつひとつ丁寧に鮭を選別しております。






昭和21年の創業以来、水産業界で今日の絶大な信頼を築き上げるに至ったヒシサン(菱三)マーク、それは、鮭と言えば「ヒシサン小林商店」といわれるまでのブランド構築ストーリーでもありました。さらに消費者からのニーズに答えるべく、鮭のほぐし身(鮭フレーク)の製造や「鮭の切り身」などの加工や、その他、いくら、筋子、たらこなどの魚卵製品まで多彩な商品を生産しており、100グラム単位のトレーからキロ単位業務用のものまで、幅広く生産しています。また、それらの商品が一年を通して新鮮な状態でお届けするための最先端の冷凍技術、大規模の冷凍施設(保管能力は3600トン、凍結能力は70トン)などの設備も整っております。

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