東洋医学では食材を大きく2つに分けて、体を内側から冷やす陰性の寒涼食と、体を内側から温める陽性の温熱食に分類しています。
その中で、鮭は「体を温める食べ物」といわれ、胃腸を活発にし、血行促進するので、胃弱、冷え性の方に良い食べ物とされてきています。
逆に寒涼食として有名なのは「秋茄子は嫁に食わすな」で知られているナスであり、白砂糖なども寒涼食なのでケーキやチョコレートなど甘いものを食べ過ぎると体が冷えてしまうようです。

ただし寒涼食にも重要な栄養素が含まれていますので、冬は温熱食を中心に、寒涼食も加熱することによって身体を冷やさない食べ物になるので鍋などに加えてバランス良く組み合わせて食べましょう。
旬の食べ物をとるのは自然の摂理にかなっているといわれる通り、厳しい冬を迎えるアイヌの人たちにとって北海道を遡上してくる秋鮭は、体を温める冬の貴重なタンパク源として大変重宝され「神の魚」と呼ばれるほどでした。
| タンパク質(アミノ酸) ダイエットにはカロリーの摂りすぎは注意しなくてはいけません。 特に、牛や豚などの肉に含まれる脂肪分に比べ魚は低カロリー高タンパク。 鮭はエネルギー量のわりにタンパク質が豊富で、しかも脂質は和牛の3分の1以下。とてもヘルシーなタンパク源といえます。 鮭のタンパク質に含まれるアミノ酸は肝臓の働きを良くし、解毒作用があると言われています。 |
| アスタキサンチン アスタキサンチンとは、鮭やイクラ、エビ、カニなどに含まれる赤色色素で食品の着色料としても使われています 強力な抗酸化作用があり、ビタミンEの数百倍とも言われています。 特に血液中のLDLコレステロールの酸化を抑える作用が強く 動脈硬化の改善や糖尿病の予防、ガン予防、美白や肌荒れやシワ予防、シミの抑制などにも効果があり美容界にも注目されている成分であり、あるある大辞典でも紹介されています。 脳の活性酸素も抑えることから脳の萎縮、脳出血、脳梗塞、痴呆症、不眠症、記憶障害といった脳に関わる疾患の予防および改善に役立つことが期待されています。 |
| コラーゲン 鮭の皮にはコラーゲンが豊富に含まれており、肌のツヤやシワなどに必要な成分として注目を浴びています。人間の体を構成するたんぱく質のうち、約1/3はコラーゲンです。 また、髪の毛・肌・爪・歯・腱をはじめとして、胃や腸などの内臓・血管・目の角膜などあらゆるところにコラーゲンがあり、細胞同士をくっつけています。 鮭のコラーゲンを使った美容液というのは、非常に長持ちでアレルギー性が非常に少ないですから、敏感肌の人にも安心して使っているようで 鮭二切れでコラーゲン約6g含まれており、鰻やカレイなどと並びコラーゲンが豊富に含まれている食品とされています。 ただ、焼く際に皮を焦がしてしまうとコラーゲンが壊れてしまうのでご注意下さい。 |
| チアミン(ビタミンB1) 糖質をうまく分解できないと、乳酸という疲れのもとになる物質が体にたまりますが、チアミンはその一度たまってしまった乳酸を分解したり、タバコに含まれるニコチンを解毒する作用もあります。 つまり、働きは糖質を分解する酵素を助け、エネルギーにかえていくことです。 体の疲れ、手足のしびれ、むくみ、動悸、集中力の増加、などといった神経の機能維持に効果があります。 またニンニクと一緒に摂取すると効力を持続させる事が出来ます。 |
| ビタミンD カルシウムやリンの吸収を助ける ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を助け、血中のカルシウム濃度を調節する、筋肉の収縮をスムーズにする、などの効果があるといわれており、鮭やカツオに多く含まれています。 主に、カルシウムを尿として排泄されないよう再吸収を促す働きなど、骨や歯に沈着させるはたらきがあり、カルシウム不足の現代人には欠かせない栄養素といえます。 基本的には紫外線を浴びることにより体内で合成されますが、日光に当たることが少ない人や、冬場の日照量が少ない地域の人、スモッグの多い都会人などは、食物から摂取する必要があります。 |
| DPA(ドコサペンタエンサン) DPAとは高度不飽和脂肪酸の一種で、コレステロール低下作用や成長期における記憶力アップの効果があることが知られるようになりました。 オメガ3系多価脂肪酸の一種であるEPAやDHAと同様のはたらきがありますが、ここ最近注目されていることは、DPAが脳の中に特別多く含まれている、という研究結果です。 脳の情報伝達をスムーズにし、記憶学習能力を向上させ、脳の老化を防ぐ効果があると言われています。 調理法として流出の少ない刺身、ホイル焼き、煮魚にするとより多く摂取することができます。 |
| パントテン酸(ビタミンB5) このビタミンの主な働きはホルモンの合成や副腎皮質ホルモンに関わりがあると言われ、ストレスを感じると副腎皮質ホルモンを作ります。 副腎皮質ホルモンは血糖値を上昇させたんぱく質の合成を促進しストレスに打ち勝つ強い体をつくるといわれております。 また、ビタミンCの働きも助けるのでお肌の健康にも効果が期待できます。 高齢者、長期間飲酒量が多い人は不足しやすくなり、また、コレステロールとも関係が深く善玉コレステロールを増やし心臓や血管の病気の予防に役立っています。 |
| コンドロイチン硫酸 コンドロイチン硫酸とは、軟体組織に含まれているムコ多糖類の一種で、鮭の頭や、フカヒレ、ウナギ、スッポン、ドジョウ、魚の煮こごり、鶏の軟骨・皮などにも多く含まれています。 すべての細胞結合組織(コンドロイチン)によって結び付けられていて細胞の若返りをする働きがあり、体内の老廃物を運び出し新陳代謝を活発にする役割をしています。 肌のみずみずしさや、膝のなめらかな動き、骨の強靭さもコンドロイチンのおかげなのですが、歳をとるにつれて徐々に不足してきます。 しかし体の外側から補うことで、年をとってからでも十分に保持できることは十分考えられます。 |
| BCAA(分岐鎖アミノ酸) 「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の3つの必須アミノ酸をまとめた総称です。 これらアミノ酸は分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acids)と呼ばれ、頭文字をとってBCAAといいます。 分岐鎖アミノ酸は鶏肉、牛乳、豆腐、鮭などの魚類などに多く含まれており(マグロだけではありません)、筋肉で代謝され運動エネルギーとなる唯一のアミノ酸です。 また、体脂肪を減少させる効果もあるといわれ、サプリメントとしても今もっとも注目されています。 |
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